国土交通省 スマートウェルネス住宅等推進モデル事業

近年、建築住宅分野は様々な形で改善されています。耐震・劣化対策・省エネ・長期優良・長期優良化リフォーム・インスペクション・性能向上リフォーム・特定性能向上リフォーム・バリアフリー対策などです。環境への配慮と、従来までの「つくっては壊す」フロー型社会から「いいものをつくってきちんと手入れして長く大切に使う」ストック型社会になっていこうとしています。

 そのような中、脚光を浴びつつあるのが「スマートウエルネス住宅」です。最近テレビなどで聞いていたスマート住宅とはICT技術(情報通信技術)と省エネ・創エネ・太陽光発電など最適制御する「エネルギー効率の良い」住宅でしたが、さらに住宅の概念を拡げて①耐震化やバリアフリー化を含めて「安全で安心、健康に暮らせる」②リフォームや流通により個人が形成した「社会的資産である住宅を最大限活用」するというものです。つまり、性能のいい家づくりをして人々が健康、快適にそして安心して暮らし健康長寿社会に活かしましょうというものです。

 最近の研究により住宅を断熱化することは省エネを向上するだけでなく、社会全体で健康な人を増やし、病気や介護の予防につながる可能性が高いことがわかってきました。今まで建築の業界内だけで検討されてきましたが、今後は医療・福祉・環境などの側面からも考えていくことが求められています。 

 これから進んでいく高齢化社会の中で住宅が求められていることはなにか。今まではバリアフリーなどが主体でした。しかし今後は、さらにそこに住んでいる人達が健康・快適・安全に住める家が求められているのです。断熱を行い、家の中の温度差を減らすことでヒートショックの予防や疾病発生の抑制につながります。間取りや配置を配慮することで在宅介護や在宅医療が出来るような環境になると思います。高齢化社会にむけてそこに住む人々の事を考え、私達が性能のいい家づくりをしていくことが地域を元気にすることにもなり、省エネにもつながります。さらに大きい視野でみると、性能のいい家を作っていくことが日本のエネルギー削減、また健康に住めることで医療費、介護費などの社会保障費の低減にもつながっていきます。元気な人が増えると地域も元気になります。

今後、弊社では各地域(東京都・京都府・奈良県)において「健康長寿な社会づくり」を目的として、個々人が健康かつ生きがいを持ち、安心安全で豊かな生活を営むことのできる「まちづくり」に貢献するために活動を行ってまいります。また「健康」と「省エネ」「バリアフリー」に関して行政・医療・福祉・研究機関等との連携によって質の高い住宅の供給、改良を行い、高齢者等の健康にかかるデータを収集し分析・技術の検証等も行います。そして、高齢者等の健康の維持増進に資する住宅を供給・改良する仕組みを構築して広く普及することにより健康の維持増進と、省エネ問題の解決を図り、今後ますます増大する社会保障費を抑制に繋げ、地域活性化に貢献することを目的として事業を推進していく予定です。詳細が決定しましたら皆様にご案内させていただきます。

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